2014/04/20

「玉川上水」を歩く

春になりここのところ「玉川上水緑道」を歩くのが日課のようになっています。

「玉川上水緑道」は、今の季節新緑が美しく楽しめます。
やわらかい緑のトンネルの下を歩くと木々から優しく癒されます。
朝一で歩くと「さあ、今日も1日頑張ろう!」という気持ちになります。

ここは、この地域に住む人の散策コースの定番となっています。
我が家からだと鎌倉橋や商大橋が近く「玉川上水緑道」を右折して歩くと小平の津田塾大学や中央公園があります。
「体力づくりだ!」といって時々公園まで歩き、グラウンドを走ったりしています。
30分位で歩けるのでいつもこちらのコースを歩いたり走ったりしています。

左に行けば「小金井公園」があり、こちらは時間をたっぷりかけて歩くコースで半日コース。
梅や桜の季節に時々こちらを歩きます。
今年も小金井公園の桜をたっぷり楽しみましたよ。

玉川上水 鎌倉橋付近



「玉川上水緑道」は、玉川上水に沿って作られた緑道のことです。
江戸の人口が増え飲料水が足りなくなったために羽村~四谷大木戸まで水を流すために人口的に作った川で、「上水」とは、飲み水のことを指しています。
ちなみに、使用して汚れた水は「下水」。


飲み水としての役目を終えて、昭和40年に水が止められ空堀に。
しかし、昭和61年に再び下水を処理した水を流し市民の憩いの場に蘇ったということです。
今は、鯉も泳いでいますよ。



緑の間が水の流れる堀になっています。
昔は、ゴーゴーと音を立てて水が流れていたそうですが今は穏かな流れとなっています。




高低差が無く歩きやすいので高齢のご夫婦が仲良くゆっくりお散歩されている姿をよく目にします。
若者はジョギングで、おばさんたちはおしゃべりしながら、スケッチをする人も・・・。
みなさんそれぞれの方法で、緑道の自然を楽しんでいます。
細い一本道なので迷うことはありません。



とっても歩きやすい平坦な緑道も、江戸幕府の命で玉川兄弟が工事を請け負って作ったときには、勾配が少ないために水を流すのにはとっても苦労したようです。

木々に囲まれたところなので、野鳥の観察スポットもたくさんあります!









三鷹の牟礼橋~福生の平和橋までの23.8kmが「玉川上水緑道」。

西武線多摩湖線の「一橋学園駅」で降りて玉川上水を「玉川上水駅」まで歩くとたっぷり散策が楽しめます。
途中に喫茶店・蕎麦屋・青空ギャラリー・植物園・ごみ焼却場の熱を利用した足湯などがあり1日たっぷり楽しめます。

短時間で楽しみたい方にお勧めなのが西武国分寺線の「鷹の台駅」~「東大和駅」までのコース。30分弱の簡単コースです。
「鷹の台駅」~「一橋学園駅」まで歩くのもいいかもしれません。こちらも30分位で歩けます。




都心に近い癒しスポットです。
是非、土日に歩いてみてください。

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