2015/05/13

カタバミ ~可憐にしてしぶとく~


台風に始まり、早朝の地震、そして照り付ける日差し。
とっても、暑かったですね。
日本の気候はここ数年変ですよね。
今日は、紫外線対策をしっかりして草取りをしました。


ムラサキカタバミ

鉢植えで楽しんでいるムラサキカタバミの花です。




可憐な花についつい見とれてしまいます。
この花は、江戸時代に観賞用として持ちこまれた草花だそうです。
その原産地は南アメリカで、ムラサキカタバミは種はできず、地中のイモでなかまをふやすとありました。


カタバミ

 
草取りをしていて抜こうか残そうかいつも迷うのがこちらの黄色い花のカタバミ。
こんなタイルの間からでも出てきます。
こちらは、種ができる種類です。


 
 

ずらりと種が出来ているのが分かるでしょう。
 
 
 
ほらこれも全部種です!
 
繁殖力が強く一度根付くと絶やすことが困難であることが、「(家が)絶えない」に通じることから、武家の間では、家運隆盛・子孫繁栄の縁起担ぎとして家紋の図案として好んで用いられたとのこと。

カタバミを図案化した家紋
 
これらはみんなカタバミの葉を図案化したものなのですね。
 
 
 
 
 
すみれを木の根元に植えたのですが、すみれよりカタバミのほうが幅を利かせています。
そこで、種がこぼれる前にと黄色いカタバミの方は抜くことにしました。
 
あっちにもこっちにもカタバミだらけ。
根もかなり強く張っていて抜くのにかなり苦労しました。
可憐な花に見えるけれどもかなりしぶとい生命力の持ち主です。
 
さすが、武士がその生命力にあこがれて家紋にするほどのことがありますね。
 

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